この頃の練習より(過去のブログより転載)


この頃初段受験を見据えて長男の形練習を見ることが多いのだけれども,教えながら気がつくことが多々ある.
まず,今更ながら,矢張り形の演練には運歩が非常に重要であると言うこと.教授のポイントとしても,勿論大切なことである.
受けて反撃した蹴足をどこに置くか,その置く位置によって間合いが随分変わる.
更に気をつけねばならぬことは,置いた足が居着いてその場から動けずに死に足になることがないようにということである.当然相手は動くのであるから,その位置に合わせて適切な間合いを計りながら運歩して,次の技の発動へ繋がるようにしなければならない.
初段の組演武,払受蹴と突天三でも,やはり間合いと運歩は奥深い.

snkudoh について

道楽洋学者で某私立大学教授.💡研究分野は,脳・AIと,心に関する人工物全般. 🥋武道は少林寺拳法正拳士四段,無双直伝英信流居合兵法 全日本居合道連盟居合道四段で共に現役. 🎼芸術全般に興味,音楽ー特にオペラ,美術ー高校時代は画家志望.文学,刀剣. ⛩思想は禅,神道,武士道. *ヘッダー画像はサンスーシー宮殿の絵画館.
カテゴリー: 剛法, 思想, 未分類, 柔法, 武道的実践, 理合 パーマリンク

コメントを残す